産後の身体①『出産 産前産後 産後トレーニング』
こんにちは！アツキ―フィットネスの今川です。
以前の記事で取り上げていますが、
私は、1児の母でもあります。
これから何回かに渡り、出産後のお母さんの身体のことについて、
自身の経験も少し含めて、情報を掲載していこうと思います。
出産は、お母さんにとってとても大きな仕事です。
出産前後で身体は本人が把握している以上に大きく変化します。
どんな変化があるか。。。
※身体の変化は個人差があることなので、
ご参考までにご覧ください。
１．子宮の変化
子宮は、妊娠中は、胎児を育てるために大きく広がっています。
これが出産後、元の大きさに戻ろうと強く収縮します。
この時に痛みを感じる人もいます。（後陣痛）
だいたい産後１ヶ月強で妊娠前の大きさに戻ります。
２．体重の変化
個人差はありますが、妊娠で、平均10キロ前後増加した体重は、
出産直後に平均5~6kg減少します。
その後、３か月程かけて元の体重に自然に戻っていきます。
３．授乳の開始
病院・産院によって異なりますが、出産後２～３時間おきに授乳が始まります。
初めは、お母さんも赤ちゃんもなかなか上手く出来ません。
母乳がたくさん作られて、乳房が張ってきたり、赤ちゃんがくわえる事で痛みが出てしまうこともあります。
しかし、この痛みも一時的な事です。時間がたつにつれて、
母乳も効率よく作られるようになりますし、赤ちゃんも上手に飲むことができるようになります。
また、授乳することで、１日５００kcal程消費されると言われています。
適切な休息とバランスの良い食事を心がけなければなりません。
母乳は主に母親の血液からできています。
４．骨盤の変化
出産の際、赤ちゃんの頭はお母さんの産道を通らなくてはなりません。
産道を広げるために、仙腸関節や恥骨結合と呼ばれる左右の骨盤を繋いでいる関節が自然に緩みます。
この関節を繋いでいる靭帯は当然、損傷を受けます。
この傷ついた靭帯は、怪我と同じように時間（約半年）をかけて修復していきます。
修復の際に、左右の骨盤が歪んで戻ってしまう事があり、身体の不調に繋がってしまいます。
今回は以上４つ、産後の身体の変化について書きました。
出産は大仕事であると同時に一種の大怪我ですね。
傷ついて消耗された身体で、育児を始めなければなりません。
そんなお母さんに寄り添って、少しでも負担を軽減できる方法を
一緒に考えていきたいです。
今後、もう少し身体の変化についての情報と、変化に対して何をすると良いか、
産後トレーニングについても書けたらよいなと思っております。
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